負けを極めないと勝ちが見えてこない
勝敗とは表裏一体です。
どんなに勝率の高い方法を学んでも、負けるときは負けます。
バイナリーオプションで成功している人は最初から成功しているように見えますが、間違いなく沢山の負けを経験しています。
逆説的ですが、勝ちを極めるためには負けを極める必要があります。
ギリギリの勝ちは、正直ホッとして気が緩んでしまいます。
ギリギリ勝ちの正体は、偶然勝てただけで本来はエントリーすべき場面ではないのかもしれません。
負けたら、今のは何がまずかったのか?を振り返るきっかけができます。
勝った時より負けた時の方が圧倒的に振り返りがしやすいです。
負けた時。それは勝ちに近づいた瞬間です。
負けた時のパターンを次やらないようにと学ぶことができれば、次の勝ちは約束されたようなもの。負けパターンのデータベースが増えれば増えるほど、逆に勝ちパターンのデータベースも増えていきます。
勝てるようになるには、勝ちパターンのデータベースを増やすこと。
そのためには沢山負けることもアリなわけです。
沢山負けるにあたって、ギャンブル的なトレードでは破産してしまいます。デモエントリーでの負けは緊張感が足りず、いまいち実践的ではありません。なので、実践の中で最小金額で負けることが負けの経験を積む最良の方法です。
ひとしきり負けを経験したら、あとは勝ちに転じる時です。
チャートで言えば下落が止まり上昇を描きはじめるトレンド転換のごとく、飛躍するときです。
負けに向き合うことは辛いものです。耳触りの良いことばかり言う誇大広告は、「負け」について触れようとしません。負けを極めましょうと言っても売れませんからね。バイナリーオプションのノウハウ教材を買う場合は誇大広告に注意が必要です。
ですが、勝つために本当に必要なのは「負けを極めること」です。表面的なものだけを見るのではなく、物事の本質をみることが重要となります。